どうしてもうまく行かない相手というものは
いるものです。
それが職場や家庭の中で頻繁に関わる人だと
たいへんなストレスとなり、
ときには心身の不調にまでつながりかねません。
そういう相手に対しては、
まずできるだけ距離を取るようにするのが
何と言っても、シンプルにして効果的な方法です。
うまく行かないなら行かないままでよい、
苦手なら苦手なままでよいと、
心の中で割り切ることで、
ソリの合わない行動を取る相手なりの事情も
かえって見えてきたりして、
客観的な見方やうまい対処のための余裕も
出てきやすくなります。
これは別に、いい人、できた人に
なりましょうということではありません。
この人との関係がそううまく行かなくても仕方がないと
割り切るところに、
これまでと違う距離感を保ちながらの
再交渉の余地も出て来るでしょう。
心理士 清見