皆さまからよくいただくご質問集です。

一回目のカウンセリングをした臨床心理士がその後も担当するのですか?

担当として次のカウンセリングの約束をしていきます。担当との50分間完全予約制です。ただし日程の都合(曜日など)を考えて別の臨床心理士を選ぶ事もできます。相性が合わない場合、お申し出くだされば変更可能です。

相談内容の見立てや今後の見通しを聞くことができますか?

第一回目・二回目のカウンセリングでは、事実関係を伺うことが中心ですが、第三回目のカウンセリングでは相談内容の整理をして、どこが考えるべき課題であるかの見立てやおおよその見通しについてお伝えします。第四回目以降のカウンセリングでは、それを受けてのご本人の感想や考え・整理された部分とまだ疑問の部分などについてさらに話し合い、理解を深めます。

カウンセリングに通う期間や頻度はどのくらいでしょう?

期間は、それぞれの抱えた問題の質や目標によって違います。5回のカウンセリング(ファーストステップ・カウンセリングの段階)で終了となる場合もありますし、年単位になる場合もあります。全体で見ますと約7割の方が3ヶ月から1年程度で終了します。頻度は、2週間に一度か1週間に一度のカウンセリングでスタートして、ある程度の解決が見られてから3週間に一度や4週間に一度のカウンセリングへ移行していきます。最後は予約がない状態―何かあればまた来所の約束―で終了です。

どのような時にどんなふうに相談をしたら良いでしょう?

家族や友人に相談をすればアドバイスをしてくれるけれど、アドバイスが欲しいのではなくてご自分の心を整理したい、そして自分で解決を探したいと思っている方は、その整理したいという気持ちがある時にご相談ください。また、自分のことばで話したいように話していくのが良いでしょう

医療機関と並行してカウンセリングを受ける場合は?

医療機関と並行して当オフィスのカウンセリングを希望される場合は、まずは主治医に相談し、許可を得てください。
「時間を取って話を聞いてもらいたい」「解決のためにくるしい気持ちを整理したり、対人交流や行動のパターンを見直したい」とお感じの場合などにご利用くださればと思います。診察・薬物治療と並行したカウンセリングは、ある程度の時間(半年以上)をかける事が多いといえます。その方が持っている健康な部分を引き出していく関わりになりますが、ご自分の性格への気づきや理解が必要です。たとえば悪循環になっている行動パターンを良い循環へ変えること、自身の性格への気づきを得て生活の質を上げていくことなどが目標になります。
主治医の診察や薬物療法にカウンセリングをプラスする事で、より主体的によりよく問題解決に取り組めると思います。

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