ストレスに早めに気づき、休息をとる、負担を減らす、
そのこと1つだけに集中して、解決の目鼻を付ける…
といった対処を取るようにしておくことは、大切なことです。
しかしストレスはその渦中にあるほど
気づきにくいものだったりします。
何がストレスになっているかと考えても、
ひとつひとつは何とか耐えられる程度の出来事や負担だったりすることが
多いものだからです。
心に負担がかかっている場合、
「これがきつい」と直接的に気づくばかりでなく、
以下のようなサインとして、感情面、体調面、行動面に表れることも多いものです。
・感情面:イライラ、不安、悲しい、怒りっぽくなる、さみしい
・体調面:頭痛、腹痛、肩こり、不眠
・行動面:意欲が出ない、他人・モノ・自分に当たってしまう
こういったサインをきっかけに
何か心に負担がかかっていないかと振り返ることも、
ストレスの早期発見、早期対応に役立つ面があるものです。
(心理士 清見)