「結果責任」と「プロセス責任」

「結果責任」は、結果に対して問われる責任です。
プロセスは関係ありません。

「プロセス責任」は、結果は関係なく、
そのものごとをどういうプロセスで遂行したかによって問われる責任です。

逆に言うと、適切な手続きでものごとを行っていれば、
悪い結果が出ても、責任は問われません。

 
日本の社会は、
一部に結果責任が問われることもありますが(例:プロスポーツの監督の解任劇など)、

基本的にプロセス責任の社会です(例:飲酒運転への厳しさ)。
 
ごくごく日常的な生活や人間関係あるいは仕事場で、
知らず知らずのうちに、

「結果責任」を取るべきではと過度に考えて、
自分で追い込まれてしまっていることはないでしょうか?

 
「結果責任」と「プロセス責任」を明確に分けて考えることで、
余分なストレスや気遣いから解放されたり、
自分の健康を守るための必要な説明をしていく際に、
自分なりの言い分の根拠を得やすくなります。

(心理士 清見)

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