こんにちは。福岡臨床心理オフィスです。
2月に入り、とても厳しい寒さが続いています。
あまり雪が積もらない福岡では、わずか数センチの積雪予想でも公共交通機関が運休したり、大渋滞が起こったりと大きな影響を受けてしまいます。
そのような日は、可能であれば不要不急の外出を控えたいものです。
さて、毎回“こころ”に関する話題をお届けしている当ブログ。
今回は、当オフィスでスタートした外国人の方向けの英語対応可能なカウンセリングについて、ご紹介します。
博多駅近くの日本語学校を見て…
福岡臨床心理オフィスは、博多駅筑紫口から徒歩約5分の場所にあり、周囲には専門学校やホテルが立ち並んでいます。
博多駅筑紫口からすぐの場所にある「中比恵公園」へ向かう福岡合同庁舎沿いの歩道や並木道では、外国人の方とすれ違うことが珍しくありません。
ある日、当オフィスの位置から少し離れた場所で、たくさんの外国人の方が何かを待っているような様子を目にしました。
20人ぐらいの外国人の方が、楽しそうな、期待にワクワクしているような明るい表情を浮かべています。
よく見てみると、そこは日本語学校の入口でした。
それ以来、通勤途中に日本語学校が見える道を通るたびに「ようこそ福岡へ」と思うようになりました。
言葉の壁、文化の違いでストレスを感じていませんか?
その日本語学校について調べてみると、当日参加型や長期型など色々なコースがあるようです。
日本語だけでなく、日本文化や歴史についても学べる充実したカリキュラムが用意されているようで、受講生の皆さんが楽しそうに通っているのも納得できました。
そこで、ふと思ったのです。
「長期コースで福岡に居住する人のうち、数パーセントは慣れない環境でストレス負荷がかかり、心身の調子を崩すことが予想されるな…」。
そのような思いを抱いて周囲を見渡すと、外国人の方がカウンセリングを受けられる施設が少ないことに気が付きました。
英語対応の心理カウンセリングを行っています
福岡においては、福岡市国際交流財団が日本人臨床心理士による外国人の方向けのカウンセリングを無料で提供しています。
また、電話による英語での悩み相談を受け付けている「東京英語いのちの電話」もあります。
しかし、面談形式でこころの不調について話をしっかり聞いてもらい、どの程度で回復できるかを見守ることのできるカウンセリング施設があれば、より安心感をもって日本に滞在できるのではないでしょうか?
そこで、当オフィスには英語での相談に対応できる臨床心理士が水曜日にいることを、悩みを抱えている外国人の方や、その周囲の方にお伝えしたいと思いました。
英語での心理カウンセリングを担当するのは、14年間にわたり在住外国人とその家族、関係者のカウンセリングに従事してきた経験豊富な臨床心理士です。
カウンセリングの際に、医師を紹介した方が良いという場合も、医療機関へつなぐことも可能です。
興味がある方は、当オフィスのサイトの「相談内容」→「外国人カウンセリング」をクリックするか、下記のURLから詳しい内容をご覧ください。
★外国人(英語圏の方)へのカウンセリング
(臨床心理士 調)