あの人はなぜ、人の悪口を言うの?

こんにちは。9月も終わりに差し掛かり、本格的な秋が近づいて来ましたね。

美しく色づく自然を見たり、心地良い風を感じる瞬間は心が穏やかになる時間でもあります。

 

いつも穏やかな気持ちでいられたら良いのですが、そんな 穏やかな気持ちを壊される場面 があります。

できれば耳をふさいでいたいもの…それは、“人の悪口”

会社や近所付き合い、親戚…周囲を見回すと、あらゆる場面で人の悪口を言う人がいます。

「なぜ、人の悪口を言うのか?」と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

 

それは、悪口を言っている人が「悪口という怒りの感情を利用して、自分の思い通りに誰かを動かせた経験」があるからかもしれません。

たとえば、AさんがBさんに対してその場にいない誰かの悪口を言う場合。

この時、AさんがBさんに対して「あなたはそうではないわよね?あなたは私の言うことを聞くわよね?」と思っていて、BさんがAさんの思う通りに動くと確信すれば、AさんはBさんのコントロールに成功したと言えます。

 

■悪口を一緒に言う相手=仲間?

「悪口が人をコントロールする方法」だとは、なかなか思わないかもしれません。

しかし、自分に悪口を聞かせる相手が “自分をコントロールしようとしている場合がある” と知っていれば、対策ができます。

悪口を言う人は「悪口を一緒に言う相手は安全」と仲間意識をもちつつ、同意する相手を “コントロールできる相手” と認識します。

誰かに悪口を聞かせられた場合は、「この人は、悪口を言うことで 自分の味方になる相手 を見極めているかも」と 冷静に分析・相手を観察 し、「あなたがそう感じるのですね」の共感にとどめて面倒な事に巻き込まれたり、負の感情の渦に巻き込まれないように自衛しましょう。

心理士 調

 

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