読解力を上げることでHappyに

新年、明けましておめでとうございます。
今年も、このブログでは “こころ” に関する色々なお話をさせて頂きたいと思います。
皆さまの “ちょっとした気付き” のヒントになれますよう、願っております。

今回は“読解力とコミュニケーション”についてです。

 

■気になる読解力の低下

201912月に報道されましたPISA学習到達度調査」の結果で高校生の 読解力の低下 が指摘されています。
大人も含めて、短文しか読まない・書かない ことが影響しているのかもしれません。

“読解力”とは、ある事柄について書かれた(聞いた)複数の情報から 正確に読み取る力でポイントをつかんで意味をくみとる 能力のことです。
さらには、入ってくる情報を評価して自分がもつ知識や経験とすり合わせて意見をもち、それを 表現すること や、創造的な思考 に関係します。

 

 

読解力が低いと、
■相手が言いたいことを上手につかめずに誤解が生まれる
■ネットなどにあふれる多数の情報から必要なものや正しいものを選べない
というようなことも考えられます。

その力をつける為には、長い文章を根気よく読むこと、ていねいに読むこと であり、正確に情報を受け取る力 をつけて意味を間違って受け取ることを減らしたいものです。

読解力は、人との コミュニケーション力にも関係 しているようです。
ふと考えると、読解力があれば人との誤解が減って、Happy になれそうな気がします。

(臨床心理士 調)

 

 

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