こんにちは、福岡臨床心理オフィスです。
かつて経験したことがない“外出自粛”という中でのゴールデンウイークを、どのように過ごしましたか?
今回のテーマは「今、できること」についてです。
■未来のシナリオは?
当オフィスの最寄り駅である博多駅筑紫口近くの交差点を行き交う人の数が、ゴールデンウイークが明けてから増えています。
社会の営みが、また少しずつ動き出しています。
“新型コロナウイルスの拡大が、このまま沈静化してほしい”と多くの人も願っているでしょう。
でも、これから先の “良いシナリオ”を描きたいけれども、まだウイルスの正体がつかめない不気味 さを感じますし、手強くて不意をつかれそうな怖さ もあります。
最終的には共存していくのでしょうが、治療方法が確立するまでは、注意深く感染対策を持続 させましょう。
■当オフィスの感染対策
当オフィスの感染対策として、以下のことを行っています。
- 来室時に、受付での手指の消毒をしていただいています
- オフィス内は常時換気をするため、入り口ドアはストッパーを使用、換気扇を使用しています。カウンセリング室は、窓を少し開けたままで使用しています
- ドアや洗面所トイレなどの手を触れる場所を、アルコールで 1日数回消毒しています
■誰が感染者になるかは分からない
さて、こうして各自がそれぞれ感染対策をしていても、ある時、感染者になる可能性 があります。
もしも 感染者になった場合のイメージトレーニング をしましょう。
- 相談できる“かかりつけ医”はいますか?
- もし入院したり、軽症者用のホテルに宿泊することになったら、どうしますか? 自分のこととして想像してみましょう。
“もし自分だったらどうするか” をイメージトレーニングしてみると 医療のありがたさ も感じますし、感染者に対する差別や攻撃する心の動きは了見が狭い と気付くことでしょう。
“いつ、どこで自分が感染するか”分からないのです。
工夫をしながらでも外出を満喫できる日が来ることを、心待ちにしています。
(臨床心理士 調)