こんにちは。福岡臨床心理オフィスです。
11月に入り、本格的に寒さを感じる日が増えてきました。
博多駅前はクリスマスイルミネーションで彩られて、幻想的な光景を作り出しています。
さて、本日のテーマは「エールのことば」です。
前回のブログでお話した「自己肯定感はいかが?」にも繋がる話ですので、一緒にお読みください。
■“心の貯蔵庫”にある言葉
ちょっと目を閉じて、“心の容れモノ”というものを想像してみましょう。
どんな容れモノを想像しますか?
それは容量としても莫大であって
- 記憶された映像
- 知識や言葉
- イメージ
- 音楽や匂い
- 感情
も、その中にたたずんでいると思います。
今日のスケジュールをこなしたり、
たとえば、日常生活のふとした出来事に直面した時に「こういう時はどう考えればいいんだっけ?」と独り言のように心の中で呟いた時に、応じる言葉があるのではないでしょうか。
それは記憶の中に貯蔵された言葉や知恵で、もしかすると大切な人から言われた言葉かもしれません。
そんな言葉が、大切な人の声でまるで聞こえるように記憶の中で再生される場合があります。
心の貯蔵庫に何が入っているか?
どのような人たちの言葉が取り入れられているのか?
それは、それぞれの人の秘密…トップシークレットかもしれません。
もしも心の貯蔵庫にある言葉が、あなた自身を脅かす否定的な言葉の方が多い場合は、その内容を吟味して不要なものを心のゴミ箱に捨てる意識を持ちましょう。
あなたの心の貯蔵庫に
- 大切な人
- 懐かしい人
- 良き師
- 良き友人
からのエールが蓄えられていることを願っています。
(臨床心理士 調)