HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)とHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)

こんにちは。福岡臨床心理オフィスです。
11月も終わりに差し掛かり、師走に向けて街中に少し慌ただしい雰囲気を感じるようになってきました。
残り1カ月、身体に気を付けてお過ごし下さいね。

博多駅


本日のテーマは「HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)とHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」です。

ハイリー・センシティブ・チャイルド、ハイリー・センシティブ・パーソンとは、アメリカの心理学者であるエレイン・アーロンが提唱した概念で“敏感すぎる気質”によって、日常でさまざまな影響を受けやすい傾向がある子どもや人のことを指します。
日本でも2000年にエレイン・アーロンの著書が翻訳され、徐々に知られるようになりました。

「HSC」「HSP」は病気ではありませんし、もちろん診断名として存在しているわけではありません。
しかし、現在“生きづらさ”を感じている人にとって「HSC」「HSP」についての情報を得ることは、自分を知るためのキーワードになるかもしれません。
自覚することが、ファーストステップでしょう。


■「HSC」「HSP」についてまずは知りましょう


「HSC」「HSP」の特徴をいくつか紹介します。

  • 慣れない場所や人に不安を感じやすい
  • 他の人の感情の影響を受けやすい
  • 人が集まる場所や騒がしいところが苦手

上記以外の特徴については色々なサイトで紹介されていますので、検索してみてください。

自分では「当たり前だ」と思っていることが「他の人は違うんだ」ということを理解することが大切です。
「何でそうなの!?」
「普通こうなれば、次はああなるでしょう!」
というのは自分の思いであって、他人も同じように思うとは限りません。

“自分自身の性質がこうなんだ”と受け入れることで、随分と自分と付き合いやすくなるものです。

(臨床心理士 調)

 

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