こんにちは。福岡臨床心理オフィスです。
4月も中旬に入り、新年度ならではの慌ただしい毎日を過ごされている方も多いのではないでしょうか。
そんな時こそ、自分の心の状態に目を向けたいものです。
でも、いざ心理カウンセリングを受けてみようと思った時に、料金面が気になる方がいらっしゃると思います。
カウンセリング機関によって料金もさまざまで、どういった部分に着目して選べば良いのか迷いますよね。
今回は「福岡臨床心理オフィス」のカウンセリング料金について、お伝えしたいと思います。
■心理カウンセリングの料金を抑える方法
心の状態が芳しくない…そんな“もしもの時”に、カウンセリング(心理療法)という手当てを受けることは、有用であると私は思っています。
しかしながら、初めてカウンセリングを受ける時は費用対効果を含めて、“本当に状態が改善するのだろうか”などの疑わしい気持ちを抱かれることもあるでしょう。
仮に心療クリニックや精神科といった医療機関を受診する際にも、いくつかの不安があると思います。
しかし費用面に着目すると、日本の医療制度・国民皆保険によって3割負担で多くの方が受診できますので、ある程度の安心感は得られることでしょう。
それに比較するとカウンセリング料金は高いと感じられるかもしれません。
実際に、クライアントさんから「カウンセリング料金が安くなる方法はありませんか?」と質問をいただくことがあります。
それに対する答えは、3つあります。
1.勤務している場合
職場に勤務している場合、福利厚生の一環として、会社が提供す
これは、職場の保険組合がEAP専門会社(☆)と契約し、職場に
当オフィスは、そのEAP専門会社5社と提携し、面談カウンセリ
- 1年間に5回無料で面談カウンセリングが受けられる
- 本人やその
家族も受けられる
などメリットが多いように感じています(回数や内容はそれぞれ
EAP専門会社との契約は、各自が勤務先の福利厚生を確認してみてください。
☆EAP専門会社とは…
「EAP」とは「Employee Assistance Program」の略で、「従業員援助プログラム」のことです。
1960年代にアメリカで誕生したメンタルヘルス対策やキャリア支援策のプログラムの一部で、現在ではかなりの数の企業で導入されています。
日本では1990年代の終わり頃から導入する企業が増えました。社内にEAPを設置するケースや、外部のカウンセリング機関でEAPを受けられるケースもあります。
2.自分が契約している生命保険や医療保険をチェックする
個人が加入している生命保険や医療保険の付加サービスの中に、カウンセリングサービスが含まれている保険会社が多くあります。
クライアントさんの中にも、「生命保険や医療保険の契約書を見直してみたら“おまけ”のようにカウンセリングサービスが3回ついていました」という方がいらっしゃいました。
1年間に3回のカウンセリングサービスを受けられる場合が多いようです。
3.どちらにも当てはまらない場合は?
「どちらにも当てはまらない」という場合は、初回に「料金面の不安がある」ことをお伝えください。それに応じて終了回数を決め、その中で心の状態が改善するようにすすめていきます。
ここ最近のケースでは、
若い世代のクライアントさんで3回のカウンセリングによって元気をつかんで終了した方
仕事上の悩みを抱えていた中年世代のクライアントさんで、5回のカウンセリングで大丈夫になった方
がいらっしゃいます。
より早く心の状態を良くするためにも、金銭的な不安を減らしてカウンセリングを受けていただきたいと思っています。
(臨床心理士 調)