マネージメント業務の向き不向きが不安ですか?-福岡臨床心理オフィスの臨床心理士によるブログ-

こんにちは。福岡臨床心理オフィスです。
桜やチューリップ、菜の花など色とりどりの花が美しく咲き誇る姿を目にすると、春の訪れを実感しますね。
今年は、あちらこちらで花見を楽しむ人を多く見かけました。新型コロナウイルスの感染拡大に気をつけながら、各自ができる範囲で美しいものに触れていきたいものです。

さて、4月に入り新年度が始まりました。仕事場での勤務体制が変化した方も多いのではないでしょうか。
今回は、マネージメントや労務管理部門の仕事について綴りたいと思います。

福岡の博多駅近くにある心理カウンセリング専門機関「福岡臨床心理オフィス」の臨床心理士によるブログです


マネージメントや労務管理の業務とは

仕事場で中堅クラスになると、人をマネージメントする役割や管理を任されることが増えてくることでしょう。
管理部門の主な役割は、労務に関する事です。主に経理や人事、総務、法務の職種があります。また、社員や従業員に対して有形・無形のサポートをすることが主な業務となります。

  • 物を売る仕事
  • 技術を売る仕事
  • プロとして何かを作る仕事
  • マーケティングの仕事

など、業務内容そのものが売り上げとして数字に反映されるものは、やりがいや手応えを感じやすいものです。
しかし、マネージメントや管理部門の仕事は、社員の生産性が下がらないように配慮する仕事であり、成果が見えにくいものです。
それは、売り上げに直結する業務に社員が取り組むためでもあります。

そこには人間関係の調整やハラスメント事案の対処なども含まれ、細やかな気遣いやほかの仕事とは異なる労力が必要なのが実情です。結果的には、その働く場が健康的で安全な場になるので、管理部門の仕事はますます大切になるでしょう。

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自分の能力に不安を感じたら

そういう役割を任された方が、カウンセリングの際に口にされるのは
「マネージメントなんてしたことがない」
「リーダーシップはよく分からない」
「職場のメンタルヘルスと言われても…」
といった、不安の言葉です。

しかしながら、“自分自身にそういった能力があるのだろうか”と問題視して当オフィスへ来所される方の話を傾聴し、その方の言動を細かく聞いていると「案外やれている」方が多い印象です。
ただ、自分では自信がもてず迷いや不安を感じているようです。

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そういった方々が抱いている不安や自信のなさといった“お困り事案”には、共通した部分があります。
当オフィスには、これまでにカウンセリングを行ってきた積み重ねがありますので、知識をお渡ししたり、クライアントさんの仕事場が抱えている「力動の問題点」を明らかにして、一緒に考えられるのが強みです。

「仕事場でうまくいかない」という問題について、「福岡臨床心理オフィス」は頼りになる場所でありたいと思います。

(臨床心理士 調)

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