新しいネットワークと繋がる興味深さ-福岡臨床心理オフィスの臨床心理士によるブログ-

こんにちは。福岡臨床心理オフィスです。
9月も終わりに近付き、だんだんと秋らしい風の心地良さを感じる日が増えてきました。街路樹も少しずつ色付き始め、季節の移ろいを実感する日々です。

さて、先日私は「ウェルビーフォーラム2023 九州・中国・四国 第4回就労フォーラム」という会で、30分程度の講話を行いました。ウェルビー博多で行った「自律訓練法」については、こちらの記事で触れていますので、併せてお読みください。
今回のブログでは、フォーラムでお話した内容を交えてお届けしたいと思います。

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異なる職種の人たちとのネットワーク

ひとつの仕事を続けていると、そこで知り合う人達の職業や年代、学んできたもの(学歴も含めて)の傾向が似通ってくることがあります。
そうして知り合った人との会話は、業界にとっての“基本”を踏まえた上で交わされ、情報伝達はスピーディーで、面白おかしい話はくすくすと笑い合える、安全でスマートなネットワークです。

そのネットワークは、それぞれの人にとっての基地、あるいは大切に育みたい場所なのかもしれません。
そういったネットワークの中で、個人的にも付き合いたいと思う人同士が別の場所で会う時間を作り、互いのことを知るために少し踏み込んだ内面のことを語り合いながら友人になっていく…。そのプロセスは、どの業界でも同じでしょう。

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私事になりますが、ふと新しいネットワークに繋がりたいと思う時があります。「私の属する業界とは違う世界で生きる人たちに会いたい、成長のためにも会わなければ…」。そのような思いから、7年前に異業種交流会に参加しました。

その異業種交流会では、様々な職種の方が早朝に集まって互いの仕事について説明したり、興味を持ってもらえればお客さんを紹介したりといったことが行われていました。
私は1年間参加し、新しいネットワークと繋がる面白さは世界がパーンと広がるような感じで、今まで自分の仕事で繋がる人たちとは違う…ということは“私の知っている世界は狭い”という気付きがありました。

異業種交流会に参加してから7年経ちますが、その時に知り合った何人かの人たちとは、いざという時に助け合いたいと思っています。

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就労フォーラムの講話を通じての新たな出会い

さて、最近もネットワークとの広がりを実感する機会がありました。
9月の初めに、就労移行支援事業所のウェルビーさんが開催した「ウェルビーフォーラム2023 九州・中国・四国 第4回就労フォーラム」で、「職場の不適応を考える」をテーマに講話をしました。
お伝えした内容は、次回のブログで紹介します。

そのフォーラムで出会ったのは、就労移行支援事業所の社員の方、一般企業の総務の方、訪問看護ステーションの看護師の方、社会福祉士の方など、多彩な職業に就いている方々でした。
「そういった方々に私たち心理士の仕事について紹介したいし、相手の仕事も理解したい…」。そう思った時に、頭の中でパンと音がして、世界が広がっていくような予感がしました。

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新しいネットワークに繋がるためにも、自分自身がもつ心の世界を柔軟にして、外の世界との行き来が出来るように、またその変化を楽しめるようにと思います。

(臨床心理士 調)

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